アメリカ人の同性愛者の割合

アメリカは言わずと知れた、同性愛者の受け入れに包容が大きい国の一つです。
近年の調査によると、アメリカ人男性の約5%、女性の3%が同性愛者であるといわれています。
しかし、歴史的に同性愛とは、軽蔑的な立場にさらされる経緯があったため、同性愛であることを隠しているケースが未知数であることから、実際の詳細なデータは把握しづらいと言われています。

周囲の理解と同性愛者のイベントについて

同性愛者とは、トランスジェンダー(性同一障害者)とも言われ、周囲の深い理解が必要とされています。
昔よりアメリカでは、同性愛者の主張する集団によるイベントやパレードが非常に盛んです。
代表的なものに、6月最終日曜日に全米各地で開催される、ゲイ解放パレードが有名です。

中でもサンフランシスコ市の「SF LGBT プライドパレード&セレブレーション」という盛大なイベントは、同姓愛者以外からも支持されています。
特に、サンフランシスコは、同姓愛者に対して結婚証明を発行する、全米でも珍しい州の一つとなっています。

現在、アメリカでは6つの州で同姓婚が認められています。
なぜアメリカはこのように、同性愛に関する話題が多いのかは、文化や人種によるものが大きいと思われますが、その原動力は本当にすごいものだと感心させられます。

アメリカでの実際の生活環境は?

私がアメリカに滞在していたときには、周りに同姓愛者は本当にたくさんいました。
不思議と全く違和感がなく、あたかも普通に自分は同姓愛者であることをカミングアウトするのです。

日本では、まだそのような光景は見ることができませんが、アメリカのように同性愛者の人権を守る法整備が進むほど、同姓愛者の生活環境は良くなるのでしょう。
ただ気をつけなければいけないこととして、アメリカ人の同性愛を論じた場合、州によって同性愛者の扱いや法律は全く異なるということです。

つまり、我々日本人が日本から、又は海外から、アメリカを見た場合、アメリカの同性愛は、冒頭でも説明したように、受け入れが極めて寛大であるという結論にいくケースがあるのですが、州によっては、保守的な考えを持っている地域が大半を占めているということも忘れてはいけません。
日本と同様に、同姓愛者の人権や生活環境の保護がされていない地域はまだまだあるのです。
ここが、州によっての運営が、独立的に分離されているという、アメリカの独特な点でもあります。

日本とアメリカ、それぞれ50近い地域に州や都道府県で統治されていますが、アメリカでは50州、まったく方針が異なるのです。
アメリカに旅行や仕事で行かれる日本人は大勢いますが、一般的なアメリカ論で、アメリカ人と話す場合、いささか注意が必要なのです。
それでだけ、アメリカでさえ、同性愛についての議論が慎重且つセンシティブな内容を含むものであるということがいえるでしょう。

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