メリハリのある休暇で効率よく働く

アメリカ人の休暇の取り方をみていると、憧れたりしてしまいます。
休むときには、休む。働くときには、働く。これが信条のようです。

日本では、夏休みにお盆休暇が3日間、お正月休みはカレンダー通り、と年間通じて働きっぱなしです。
近年外資系が多く進出してきているとはいえども、休みの慣習は、郷に入ったら郷に従えのようです。

でも知っていましたか? 日本っていう国は、世界的にみても、祝日が多い国だってことを。

ちなみに、アメリカと日本の比較ですが、アメリカが10日に対し、日本は15日あります。
でも、なんか日本人の休みは、少ないような気がしないでしょうか?
その理由は、祝日しか休まないからです。
有給休暇は、病欠のため、私用で使おうものなら、上司や会社がいやな顔をする会社は、こんな時代でもまだまだあるようです。

休暇の日数は少ないのだけれど・・・

一方のアメリカでは、祝日が10日間ほどで、日本より少ないと申しましたが、祝日と有給休暇を合わせて長期休暇をとるパターンが多いのです。
また、夏休みは有給休暇を利用し3週間前後もの長期バカンスを楽しみ、心身共にリラックスでき、休暇を有効的に使っているようです。
また、クリスマス休暇も、彼らは大胆に取得してしまいます。

しかし、元旦をお祝いするという習慣はあまり無いらしく、多くの会社や学校は、1月2日から通常営業のところが一般的です。
アメリカに限らず、このような長期休暇を取得する傾向は、ヨーロッパでも数多くの国々で実施していますが、日本をはじめとする他のアジア諸国では、日本と同じスタイルの休暇の過ごし方をしています。
国民性の他に、地域性というのも影響しているのでしょう。

アメリカ人にとって大切なサンクスギビニング

アメリカの長期休暇で忘れてはいけないのが、夏休み、クリスマス休みの他に、サンクスギビングという感謝祭という休暇があります。
アメリカとカナダでの代表的な国民の祝日です。

アメリカではこの祭日を毎年11月の第4木曜日に設定し、その前後を合わせて、約1週間の休暇としている人が多いようです。
日本の元旦といった印象のイベントで、必ず故郷へ帰省して、家族で七面鳥を食するというのが、慣習行事になっています。

もともとサンクスギビングの由来ですが、開拓時代にイギリスからマサチューセッツ州のプリマス植民地に移住した清教徒達の最初の収穫をお祝いするところから始まったと言い伝えられています。
さて、このサンクスギビングですが、この休暇に対するアメリカ人の思いは相当なもので、徹底的に休みます。

公共施設はもちろんのこと、民間企業・施設、デパート、スーパーなど、生活に関与する機関は全てお休みです。
空いているのは、ホテルくらいでしょうか。

以前、失敗談があるのですが、アメリカで生活を始めて間もない頃、両親をサンクスギビングに招待したのですが、全く観光できるところが無く、ずっと家の中で過ごしたという思い出があります。

旅行者にとっては、この休暇はちょっと厄介かもしれませんが、国全体でこういう盛大な行事があると、労働者は休める環境になりますので、よい刺激になると思います。
日本も単純に祝日を増やすだけではなく、休暇を取得しやすい社会環境を構築していくことが求められるでしょう。

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