白い歯はお金で買う時代?

日本でもようやく一般に受け入れられるようになった歯のエチケット。
歯の矯正やホワイトニング、審美歯科全般に日本人も興味を持ちはじめるようになりました。

インターネットや口コミなど、歯に係るサイトやデンタルクリニックの広告はすごいものです。
いまや審美歯科の市場規模は、3000億円以上、4000億円以上ともいわれ、年々この規模は増加傾向にあるのです。

今まで日本で歯にお金をかける人は、わずか一握りで、芸能人や歌手といった特殊な職業に限られていました。
しかし、最近では普通の会社員や主婦にいたるまで利用者は拡大し、歯に、口元にお金を投資する人が増えてきたのです。
それだけ、人の見かけや印象に気配りをする人が増えてきたのでしょう。

アメリカ人の歯が綺麗な理由

しかし、日本の審美歯科領域は健康保険の適用外が殆どであり、ゆとりのある人にしか受け入れられないのも事実です。
矯正歯科ですと、40万〜50万が相場でしょうか。ホワイトニングは、クリニックや薬品にもよりますが、10万円以上。
詰め物の審美ですと、内容にもよりますが15万円から、といったように審美歯科には本当に費用がかかってしまいます。

これらの技術は欧米から輸入されていて、特にアメリカでは、子供の頃から口元にはお金をかける傾向があります。
それが、裕福であることの証明になり、どの家庭でも、わが子に小さい頃から矯正歯科に通わせ、ホワイトニングをさせます。

アメリカ人の口元を今度見てください。
結構な割合で、素敵な歯をしている方が大勢いると思います。
白人だから歯が白い、というわけではなく、みんな努力して綺麗な歯を手に入れているのです。

ついでに歯の詰め物の素材の話

あと、彼らが綺麗に見える理由として、歯の治療をおこなう際の詰め物の扱う素材も影響しています。
日本では、虫歯になると、歯を削って、銀を詰め物として使用します。
私は、この銀歯が大きらいです。

日本ではこの銀歯での治療は健康保険の適用がきき、安価で治療を受けることができますが、もし銀歯ではなくセラミックなどの白い詰め物で治療をおこなった場合、保険適用外となり、多額の費用が発生します。
一方のアメリカには、この銀歯は存在せず、全て治療に使用される詰め物は白いものになります。

ですので、大きな口で笑ったとしても、銀歯が口元から見えることはありません。大きな違いです。
しかも、日本ではあたりまえの銀歯ですが、先進国で銀歯を使っている国など殆どありません。

昔日本では、皆保険制度を実現するために、経済的な理由で天然歯とは異なった銀の素材を採用するようになったと言われています。
また、この銀歯に使用される素材は金銀パラジウムという合金で、あまり体には良いものとはされていません。

このような背景を持ちながら、銀歯を採用するには全く納得いかないものです。
今日の国際社会では、ますます海外の人と会う機会が増えています。
人の第一印象は重要です。日本もアメリカを見習って子供の頃から歯には投資をしたいものです。

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